2024年4月1日月曜日

「仙波二郎安家の山車」修繕の工程

  

  
9月30日「修繕前の見学会」
11月7日「山車の搬出」
部材、装飾品が丁寧に外されすべてに記号がつけられた。

クレーンで上勾欄、中勾欄が外されていく。
夕刻、最後には車輪と車軸も外され、しばらくさようなら。
1月28日修繕についての説明会
(皆さん真剣です)
12月回転台の上下。すべてチェックされる。
轅(ながえ)になる木材。
削りだされ、新たなほぞが切られる。
せいご台の内部はすべての筋かいと梁が分解される。
車でいうフレーム部分。
漆塗りの工程が始まる。何度も重ね塗りされ、朱を
入れる。(雨の日のほうが乾くそうです不思議)
轅と横梁がほぼ仕上がり。

3月21日搬入。切り組み作業。
まずは車軸から。

山車庫に保管されていた唐破風がクレーンでつられる。
外している間、地元の若者たちが磨き上げていた
装飾部材が取り付けられていく。

令和6年3月21日
「仙波二郎安家の山車」の修繕は完了しました。
今回は文化庁の補助金と地元の皆様の多額の寄付金によるものです。
そして、何よりも3町の若者の協力があってこその事業だったと感謝しています。
地元の皆さんは、この山車を本当に愛してるのだなあと改めて思いました。

修繕が完了した姿は、4月21日のお披露目会にて
是非ご自身の目でご確認ください。

         修繕委員会


2024年2月7日水曜日

2月8日 山車修繕に係わる寄付のお願い

 会 員 各 位


       山車の修繕に係わる寄付のお願いについて


拝啓 早春の候、皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

また、平素から自治会活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、仙波町二丁目、三丁目、四丁目が所有する「仙波二郎安家の山車」は、

30年以上経過して重要部分に損傷や木組みのズレ等が見受けられ、修繕が

必要な状態でした。

そこで昨年春、国の文化庁補助事業に申請したところ、その歴史的価値が

認められ、昨年9月に認定されました。

これを受けて、かねてより見積等を依頼していた山車等の修理専門業者

「祥雲」に発注し、現在作業が進められております。

今回の修繕費用は総額1,111万円。上記文化庁補助金850万円を充当

し、残りの261万円を仙波町の3町会で分担することになりました。

なお、山車全体に修繕の必要な個所が多数見受けられますが、今回は

文化庁補助金及び町会の負担等を考慮し、山車の基礎となる下回り

(轅、せいご台)を修繕することになりました。

つきましては、町の財産である山車を次世代に繫げるため修繕のご理解を

賜り、次頁のとおり皆様のあたたかいご芳志を募りたいと存じます。

なにとぞご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。       

                                 敬具


         ≪山車修繕に係わる寄付要領≫

1 寄付目標金額   3町会で261万円

2 寄付受付期間   令和6年2月10日(土)~2月25日(木)

3 寄付の申し込み方法

(1)寄付をお持ちいただける場合

  (お手数ですが、ご来場いただき直接担当者にお渡しください。)


日時:令和6年2月10日() 、 2月11日()

 ※ 両日とも午前10時00分~12時00分

         午後13時00分~16時00分

場所:仙波第二会館 寄付受付窓口


(2)担当者に連絡してお渡しいただく場合

(申しわけありませんが、2月12日(月)以降に下記担当者までご連絡ください。

  担当者が直接受け取りにまいります。)

[連絡先]

○仙波町三丁目自治会会長    峯 孝紀 080-5873-0884

○仙波町三丁目自治会修繕委員  宮川博道 090-3518-2504

4 その他

寄付が目標金額を上回った場合には、次回「山車修繕費用」として自治会

の一般会計とは別に分け、「今後の山車修繕費用」として厳格に管理いたします。

また、後日1万円以上ご寄付をいただいた方については、芳名板を別途

制作して山車庫内に掲示させていただきます。


ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。